こんばんは、ブレンです。
先日のタープ泊で半活躍してくれたアタッチメントヒーター。
輻射熱対策の遮熱板効果で氷点下だとドロップダウン気味に
なる事が解りました。
そこで、もう少し本領発揮してもらうために改良してみました。
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☆火器の扱いは事故・怪我につながる可能性があります。
自己責任で行ってください。☆
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自作の遮熱板はある程度の効果がある事が解ったので
OD缶を温める為に「パワーブースター」を使います。
これはバーナー炎から熱を伝達してOD缶へ伝える物です。
(今では廃盤になっていて手に入らない、ある種レアなアイテム)
遮熱板に穴を追加して取り付けが出来る様にしました。
ちなみに遮熱板の材料はセリアのステンレス皿です。
バーナーの調節ツマミがプラ製なので
その部分も遮熱出来る様に遮熱板を割り込ませる様に
工夫してあります。
固定は磁石で仮付け状態。
全体の感じはこんなです。
さて、この仕様で輻射熱は抑えられるのかが問題。
なので簡単な実験をしてみました。
OD缶上部に温度計のセンサーを配置。
バーナーを点火して時間経過での変化を確認してみます。
参考にもならないけど部屋の窓を開放して温度を下げて
ヒーターアタッチメントの効果もみてみます。
実験開始時は OD缶:10.8℃ 室温:11.2℃
因みに温度計はバーナーを置てあるテーブルの下で
部屋の温度を測るには一番不利な場所になります。
(8畳部屋で空気の循環なしの状態)
5分経過で OD缶:13.1℃ 室温:11.8℃
10分経過で OD缶:18.8℃ 室温:12.5℃
15分経過で OD缶:23.7℃ 室温:13.2℃
やってみた結果は
遮熱効果はあるがくり抜きした部分から熱が当たるため
徐々にOD缶の温度は上がっていく。
10.8℃→23.8℃ 15分で13.0℃の上昇です。
しかし触った感じでは上面部分の温度が高くなっていくだけで
側面下部は温度上昇はあまり感じない。
んー何とも結論が出しずらい実験をしてしまったなぁ~って思ってます。(笑)
とりあえず遮熱板の切り抜き部を最低限に改良するか
OD缶の上面をカバーする様な物(FUTURE FOXさんのOD缶遮熱板)を用意して
再実験してみようと思ってます。
目標はOD缶の温度が均一になって上昇しない事。
なかなか理想通りは行かないですね~(/ω\)